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文教大学教育学部 美術研究室メモ帳
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太田英茂の仕事県信濃美術館で、「アートディレクター・太田英茂の仕事」という展覧会をやっています。梓村(現松本市)出身で、昭和初期に広告界の神様と言われた方だそうです。お名前は今回の展覧会で初めて知ったのですが、某栗菓子店のマークを見つけて、“おぉこれもこの人がつくったのか〜”と思った次第です。 信濃美術館のHPに、毎週日曜日に学芸員さんのギャラリートークがあるよと書かれているので、その時間をねらって、14日の日曜日、時間もギリギリに駆け込みました。 この日は予想より観客の人数が少なく、1時間弱のお話をうかがいながら、ゆったり、じっくりと見ることができました。今まで知らなかった方の展覧会なので、解説をしていただけてありがたかったです。 展覧会は11月4日の日曜日まで。 まだギャラリートークのチャンスはあります。 #
by mite-nagano
| 2012-10-17 22:14
| 美術館
美術館で写真
ちょっと前になりますが、9月の休日に国立西洋美術館に行きました。ベルリン国立美術館展が9月17日までだったので。
そこで、常設展の方が写真撮影可能だということに気がつきました。いつごろから撮影可能になったのでしょうか。めったに行かないもので、知りませんでした。 東京国立博物館も、写真撮影ができました。作品によって撮影禁止のものもあり、禁止の場合はその作品ごとに表示がされていました。 検索すると企画展はほとんど無理ですが、常設展は撮影可能のところもあちこちあるようです。いくつかサイトで調べました。 国立西洋美術館の場合 -------------------------------------------------(引用)--- 作品の模写・撮影(含デジタルカメラ)はできますか? 本格的な模写はできません。当館が所蔵する作品(常設展示作品)については、写真撮影は可能です。ただし、フラッシュと三脚は使用できません。また、展覧会等で他の美術館等から借用した作品の撮影は一切禁止しています。 美術館の前庭でロダンの『考える人』の写真を撮りました。この写真を利用してもいいのでしょうか? 営業活動、販売などを目的とする撮影及び使用はお断りいたします。 -------------------------------------------------(引用ここまで)- 東京国立近代美術館の場合 -------------------------------------------------(引用)----- Q: 作品の模写・撮影(含デジタル・カメラ)はできますか? A: 所蔵作品展(常設展)での模写はご遠慮いただいております。写真撮影は可能ですが、撮影の際には1階インフォメーションで、撮影許可のシールをお受け取りください。ただし、フラッシュや三脚のご使用はご遠慮いただいております。また、著作権保護のため一部撮影をお断りしている作品もございますのでご了承ください(作品横に撮影禁止のマークが掲示してあります)。 なお、企画展・共催展での撮影は、借用の際の契約上原則的に禁止されております。 -------------------------------------------------(引用ここまで)- 東京都現代美術館のサイトには次のような表示が。 --------------------------------------------------(引用)---- 制作した作家の権利を守るために、ルールを守って撮影を楽しみましょう! ●三脚/フラッシュを使用した写真撮影、動画撮影の使用はご遠慮ください ●写真の利用に関して •撮影された作品の写真は営利目的には利用できません。 •撮影された作品の写真に変更を加えることはできません。 •撮影された作品写真をブログや写真共有サービスなどに利用する場合には「作家:●●●●」(作家名)と「CC / BY-NC-ND」(クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの表示)を作品写真の近くに明記してください。 ----------------------------------------------------(引用ここまで)-- すみません、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスって分かってません…。 分からないことは検索するのですが…。 完全な著作権保護と、完全な著作権放棄の中間的なもの…条件付の著作権ルールだそうです。 上の「CC / BY-NC-ND」というのは、 CC → クリエイティブコモンズ BY → 表示(作品のクレジットを表示) NC → 非営利(営利目的での利用をしないこと) ND → 改変禁止(もとの作品を改変しないこと) を表しているのだそうです。こういった段階を著作者の側が決められる…ということで良いのでしょうか? すみません、調べたばかりで理解が浅いですが。 現代美術館だと作者が存命の場合も多いので、こういった表記になっているのでしょう。著作権の保護期間は、原則として著作者の生存年間〜死後50年間なので。 また勉強しないと。 バッグの中にデジカメが入っていたので、国立西洋美術館で初撮影をしてみました。「美術館は撮影禁止」というイメージがあるので、妙に緊張します。 写真はクロード・モネの睡蓮。 近くで見るとこんなに大胆なタッチなんだ〜と感心。 #
by mite-nagano
| 2012-10-02 22:06
| 美術館
風景芸術・風土つくり
昨日(9月30日)飯綱町の町民会館で、「『りんごの礼拝堂』講演会」が行われました。美術家・田窪恭治さんのお話(活動の紹介)のあと、飯綱町のサンクゼールの社長である久世さん・観光協会長の土倉さんを交えた公開座談会という形です。
(この画像はUSTREAMのキャプチャ) 田窪恭治さんは、1989年フランスに移住し、10年を費やして地元の礼拝堂を修復・再生した方です。活動の記録は「林檎の礼拝堂」という書籍になっています。 りんご繋がりで飯綱町との縁が生まれ、「Takubo Kyoji IIZUNA Project」が動き始めました。田窪さんの芸術活動を支えながら、まちづくりをしていく活動だそうです。 子孫の代まで伝わっていくような風景・風土をつくる「風景芸術」という考え方、飯綱町でこれからどのように展開していくのか、興味をもちました。 サポートメンバー募集中だそうです。 #
by mite-nagano
| 2012-10-01 20:32
| 地域
旧富士見高原療養所資料館
美術の話になるんでしょうか…。私には建築も美術のうちなんですが。
解体が決まった旧富士見高原療養所資料館が、2日まで公開しているということで、最終日に見に行ってきました。 資料館入り口 撮影は、階段と廊下のみ許可されていました。 室内には戦前の結核の一般教育広報のポスター(?)=絵で結核の予防などを訴えているもの=などもあり、自分にとってはこれがおもしろかったのですが、撮影できず残念。資料館のホームページを見ても、映画関連のスナップなどの方が重視されている感じです。そちらには興味なしの私。 大正15年、「富士見高原療養所」の本館として建設された建物です。療養所の模型も展示されていましたが、当時はこの本館の裏手に何棟も病棟が建てられていました。 10日から解体工事が始まるようです。 #
by mite-nagano
| 2012-09-06 22:52
| 建築
大正ロマン昭和モダン県信濃美術館の「大正ロマン昭和モダン展」気がつけば、本日が最終日でした。間に合ってよかった。近くにありながら、なかなか見に行けないものです。 大正昭和は遠いかと思ってたら、全然遠くない、懐かしい世界でした。実家の押し入れとかに入っているんじゃないかと思うような、そんな感じの。 意識してなかったんだけど、高畠華宵(昭和41年逝去)も鏑木清方(昭和47年逝去)も、岩田専太郎(昭和49年逝去)も中原淳一(昭和58年逝去)も、皆さん、私が生まれたときにはまだご存命だったんじゃん。 (…自分が年をとったということ…なの…か?) 先日、信毎に「旧富士見高原療養所の解体決まる」という記事が載ってましたが、竹久夢二はそこで療養してて亡くなってるんですね(昭和9年)。戦前の古い建物って、味わいがあって好きなのですが。 #
by mite-nagano
| 2012-08-26 23:27
| 美術館
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